純正BOSEをデッドニングでチューニング
純正装着されたBOSEサウンドはメーカーがこだわった部分らしくなかなか良いサウンドを出してくれます。しかし純正という事でコストダウンで犠牲になっている部分も少なからず有ります。そこでお手軽チューンナップとしてデッドニングを実施してみる事にしました。 さてさてどんな風に変わるかな。
今回入手した防音シートや鉛シートはホームシアターなどのリフォームで使用される建築建材メーカーからサンプルとして頂きました。カー用品店で購入できるデッドニングキットとほぼ同じ物ですが値段の方は格安です。ブチルゴムのテープなどもいろいろ揃っているので、DIY派にはお薦めです。
こちらは鉛シートです。今回は0.3mm厚の鉛シートを使用します。
ハサミやカッターで簡単に加工が出来るのでDIY派には使いやすい材料です。重さで振動を抑える効果があります。
いよいよ作業開始!
まず赤丸のカバーを外しネジを緩めます。黄色い部分にリムーバーを差し込みツメを浮かしながら外していきます。前方の金属ツメが固いので慎重に外します。 パワーウインドウスイッチの後ろにあるカバーを外してネジを緩めます。
カバーを外すとドアパネル固定用のネジが有ります。これも外します。 パワーウインドウスイッチを外すと同じように固定用のネジが2本有ります。
ネジを外し終えるといよいよドアパネルを外します。まず下部に有る樹脂クリップをリムーバーを使って外します。 ドアパネルを外すとロックノブのユニットがパネルに固定されています。ネジを4ヶ所緩めて外します。
ドアパネルを外したところです。一般的には大きなサービスホールと防水用のビニールシートが有るのですがモジュール方式を採用したムラーノはこのようになっています。大きなサービスホールが無いため音響的にはかなり有利な設計になっていると思います。
スピーカーユニットを外すとドア内部の様子を見る事が出来ます。さすがにドア内部は防水構造では無いため水滴が付いてました。スピーカースペーサーには錆びも発生していました。
この穴を利用してドアアウターパネルの内側に鉛シートと防音シートを貼る事にしました。まず鉛シートを適度なサイズにカットして貼っていきます。サイドインパクトバーの上部にも出来るだけ貼っていきます。
鉛シートを貼った後に防音シートを同じように貼っていきます。時々ドアを叩きながら響きの大きな場所に貼っていくと効果的です。
外したスピーカーユニットです。スピーカーは樹脂フレームで決して高級には見えません(^^ゞ 取付用のスピーカースペーサーが頼りなさそうです(^^ゞ
全面に鉛シートを貼り付けてみました。これで多少は強度アップもしたかな。MDFでのバッフルボード作成も可能かも知れません。
外したスピーカーを元に戻していきます。スピーカーユニットも樹脂フレームですので出来るだけ鉛シートを貼って補強してみました。
本来ならドア全面に鉛シートなどの制振材を貼り付ける予定でしたが、モジュールASSYパネルでほとんど密閉状態でしたので樹脂ハンマーで叩きながら響きの大きな所に鉛シートを貼っていきます。 でもこれってほとんど自己満足だけかも(^^ゞ
ドアパネルの裏側ですフェルトが全面に貼られて制振などはしっかり行われています。ムラーノの設計者ってきっとオーディオ好きなんでしょうね。
スピーカー周りのフェルトが貼られていない場所に鉛シートと防音シートを貼っていきます。これで作業は完了です。
後は外したのと逆の順番で元に戻しいよいよ視聴をしてみます。
視聴結果
まず最初に気が付いたのはピアノの響きの違いでした。ピアノの倍音成分がかなり澄んで聞こえるようになりました。元々中音域を担当しているユニットだけに高音に関してはほとんど変化無しかな。低音に関してはすっきりとした感じになりました。今回のデッドニングのもう一つの目的は外部への音漏れ対策ですが、これまでボリューム3〜4目盛りでも外にはかなり音が聞こえていましたが今回の作業ではこの音がかなり小さくなったように感じます。
今回の作業時間は3時間程度でしたがモジュールASSYを外して完全に防音施工をすると更に効果的かも知れません。

※このレポートは改造を勧めるものでは有りません。
  改造される場合は自己責任でお願いします。